『夏のアーユルヴェーダ』勉強中です♪
アーユルヴェーダとは、インドで生まれた伝承医学で、紀元前に書かれた古典医書に従って、食事法や施術を行います。
自然界をよくよく観察し、そこから導き出された理論によって成り立っていて、
MRIもレントゲンもない時代に、なんでこんなことまでわかるの?
というような知識が含まれており、神秘を感じます。
もともと、アーユルベーダは体調を整えるのにスパイスを使うので、
その方法を知りたく、勉強しはじめましたが、学んでみると驚くことばかり。
アーユルベーダでは、
消化されないまま、体に残った食べ物を「アーマ」とよび、これがカラダに害をおよぼす毒素と考えます。
現代におけるアレルギーや、免疫力の低下、うつ病など、腸内環境が関わる病気と共通してるじゃん!と驚き。
インドでは、豆やイモを良く食べますが、これらの食品は
消化不良になりやすく、腸にガスを発生させやすい。
なので、消化を助けるヒーングというスパイスを必ず料理に入れます。
ヒーングを入れたミックススパイスを料理にかけると
翌日、胃もたれもお腹の膨張感もなく、すごーくスッキリ!その爽快感に驚き。
============================
初回は、夏のカラダのほてりを抑えるためのウェルカムドリンク。皮も種もミキサーにかけた冬瓜ジュースをいただきました。
今回は「ピピンニャ」という大きなキュウリ(日本にないので、農家さんにお願いして作ってもらってるとか)
にスパイスをかけたもの。最高に体内の熱を冷ましてくれるそうです
氷砂糖も熱を冷ますので、テーブルに置いてあります。
白い砂糖は罪!な栄養学の昨今、なかなか口に入れるのにためらいますが、たしかにスーッと涼しくなるんですよね・・
=========================
習いにいってるのは、スパイス料理研究家 香取薫先生のスタジオ【キッチンペイズリー】
コロナ禍だろうが何だろうが、大人気でいつも定員いっぱい。秋のコースが取れなかった。残念すぎる・・
お話しがホント面白くて、いつまでも聞いていたい。
お店で食べる南インド料理は、油分もスパイスの辛味も多いので、
後半は食べれなくなったり、食べたあとに、胃がつらい・・・・ということが多いのだけど
(40半ばのオンナの胃は繊細なのだ)
薫先生のアーユルベーダ料理は、胃に軽い!
「2時間後くらいに、お腹すいてくるのが理想だよ」とおっしゃっる通り、
2時に食べても、夕ご飯はしっかり食べれました。
昨日の料理は
ペサラットゥ
ポディ(ふりかけ)
・ココナッツチャトニ・カレー3種、つるむらさき炒め、など・・・どれも、本当に美味しいのです!辛くなく、消化に優しい。
ペサラットゥは豆を浸してミキサーにかけた生地を薄く焼きます。
軽くて朝ごはんにぴったり。豆が主体なので、血糖値を上げすぎないのも良いですね。
最後に飲む、バターミルク(といっても、バターは入ってない。ヨーグルトを水で薄めて、いろんなスパイスがはいる、めっちゃ不思議な飲み物)は消化を助けるそうです。
消化能力が高ければ、固形のものをかみ砕いて食べ、
消化能力が弱っていれば、消化のしやすい形にして料理する。
そう考えると「スムージーが良いか、悪いか」なんて論争にはならないワケで
朝に消化で負担をかけたくなければ、ジュースにしちゃえばいいし
元気で腹ペコなら、固形物を食べればいい。
体調、個人によって、自分にあうものを調整していけばいいのさ!
アーユルヴェーダ、学びを深めていきたいと思います!!
===========================================
公式LINE【おうちごはん×栄養学】
栄養のことや、ごはんづくりのヒントになるようなアイデアを、たまに(笑)配信します。
お友達登録してくださった方に『おうちで作れる自家製ふりかけ』レシピをプレゼント♪
朝ごはんを助けてくれますよ!
ポチしてねん
コメント