先週の週末、中1の次男が発熱・・・
この時期の発熱はヤバイ。。コロナだったらどうしよう・・・と慌てふためいてたら
ほどなくして、ものすごいピーピー地獄。
病院につれていくと「胃腸炎ですね」と。
食べれず、飲めず、熱下がらず、トイレから離れられず・・・そんな日が丸2日続きました。
その時は、トイレにいったあとには、一口づつでも経口補水液を飲ませ、水分補給だけは欠かさないようにしました。
(といってもすぐトイレ直行)
ようやく熱が下がり、何か食べれそうなものは・・?と聞くと「おかゆ」。
次男は小さい頃から、熱がでるとお腹を壊すタイプ。
何も食べれないかった胃袋に、お米から炊いたおかゆは、とっても凍みるのでしょう。
いつもおかゆをリクエストされるんですよね。
でも、ずっとおかゆだけ、というわけにいきませんよね。
激しく続く下痢で、ミネラル、その他栄養が吸収されてないし
炎症を起こしている腸を再生させるためにも、糖質以外の栄養を入れていかないと!
ということで、
回復期におすすめなのは、『カツオと昆布の一番だし』です。
肉や魚に含まれるタンパク質は、アミノ酸という一番小さい単位に分解されて、腸から吸収されます。
しかし、消化器官が炎症を起こしていると、消化酵素がうまく働かず
急に固形の肉や魚を食べてしまうと、さらに悪化する原因にもなりかねない。
おだしや、骨付きの鶏肉からとったスープは、汁に溶け出して、吸収されやすい形になっているので安心です。
はじめは、一番だしに醬油で薄く味付けをして、柔らかく煮たうどんをいれたり、ごはんを入れて、雑炊にしましょう。
これが、その時の素うどん。
大丈夫そうなら、次の食事では、消化の良い半熟卵をプラスします。
逆に、おかゆもうどんもキツくて食べれない・・・というときは、どうしたら?
『カツオと昆布の一番だし』に少し塩分を足して、それを飲ませたら良いです。
カリウムやマグネシウムなど、必要なミネラルも下痢で失われますが、
カリウムは野菜に多く含まれるので、野菜を入れて、煮込んだものを、漉して汁だけ少しづつ飲ませるのも◎
カリウムやその他のミネラル、水溶性ビタミンは水に落ちるから、汁が飲めればOKなのです。
おだしの引き方は以下です。
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かつおと昆布の合わせだしの引き方
1.水1ℓを75℃に加熱する。(湯3.5:水6.5くらいの割合)
2.昆布10g(10cm角)をいれ、1時間置く。
3.昆布を取り出し、沸騰する前まで加熱したら、かつおぶし20~30gを加える。
4.火を止め2分程度おく。
5.クッキングペーパーで煮汁をこす。
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手羽元とセロリのスープ
@erecipe
鶏肉の手羽先、セロリやニンジン、タマネギなど香味野菜をコトコト煮込んだ
スープストックもアミノ酸の補給に最適です。(漉して、スープだけ飲ませます)
黄パプリカのポタージュ
@erecipe
次のステップはポタージュスープ。
お腹を壊しているときは、牛乳ではなく豆乳を使います。
また、腸の粘膜を回復させるにはビタミンA。
ビタミンAの前駆体であるβカロチンの多い、緑黄色野菜(パプリカ、ニンジン、ブロッコリーなど)を摂りたい。
ペースト状にしたポタージュがピッタリです。
あ、これも作った。
NHK あさイチ より
中華料理の山野辺仁さんが作っていた『きのこの竹筒湯』
ひき肉のおだしがスープに溶け出すので、こちらもアミノ酸リッチ。回復食向けです。
キノコを干すのは間に合わなかったので、干し椎茸をフープロで粉砕して代用しました。
滋味あふれ、大変優しいお味でした。
このような感じで徐々に栄養を補給していきましょうね。
やっと本日、元気に学校に行きました♪やれやれ
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