長年担当していた
市の子育てサロン「ふぁみりんぐ」の食育講座を、卒業することになりました。
現在17歳の息子が赤ちゃんのころ
親子ともども
お友達が欲しくて・・・イベントに参加していました。
そこでの活動を通して「栄養士さんだったら、社会復帰の前段階としてやってみない❓」
とお声がけいただいたのがキッカケで
数年後に「食育講座」をすることに。
栄養士だったといっても、社員食堂のメニュー開発をしていた私。
こども関係の仕事じゃなかったし
子育て経験は、我が子2人のみ💦
文献を調べたり、保健センターに聴きに行ったり。
想像力を働かせながらのスタート。
これでいいのかな、と迷いもありましたが
ある時の講座で
子どもが食べてくれない
すぐ泣くから、抱っこしてると料理もできないし
とても疲れた・・・
というママさんの悩みを聞いているうちに
教えるんじゃなくて
一緒に考えたらいいんだ、と思ったら
やるべきことが見えてきました。
小さな子ほど、食事は思うようにいきません。
赤ちゃんは「これは体にいいから食べよう」とか考えないし
眠さ
ご機嫌
食感
臭い
いろんな要素によって、食べたり、食べなかったり・・・
食べない
遊び食べ
好き嫌いが多い
赤ちゃんのお食事のお悩みBig3を、どうしたら良いかねえーと一緒に考える
本に書いていることは正しいけど
カラダと食事は人によって違う。
正解、不正解を、決めることではない。
それで良いんだ
そんなことも学びました。
最初のころは緊張して
講座の手順を書いたり
時間通りに終わるかなと
リハーサルしたり
自分の中で、精いっぱい頑張ってました。
でも、これもある時、はっと気がついた。
「ふぁみりんぐ」スタッフの皆さんが
ずっと優しくフォローしてくれてることに。
自分一人でやらなくていいんだ。
そんな信頼感も味わいました。
今日が最後の講座。(お花をプレゼントしていただきました♡)
~本日の食育講座メニュー~
・サバそぼろ丼
・ライスピザ
・入れるだけの乾物スープ
振り返ると寂しい気持ちですが
その気持ちを感謝にかえて
ママさん達に伝えたい気持ち。
手抜きであっても
レパートリーが少なくても
食卓に食事が並べば100点!!
なぜなら、誰かのために食事を作ることは「愛」そのもの、だからです。
栄養の大切さを伝える仕事をしていても
栄養バランスとか
安心な食べ物を選ぶ、とかは
オプションだと思っています。
できればやればいい。
忙しくて
疲れちゃって
料理が嫌になったり
食べてくれなくて
落ち込んだり。
そんな日の翌日も
だれかのために食事を考える自分を、誇ってほしい。
家族がパクパク食べてる
笑顔をみたら
嬉しくなったり
子どもの成長を感じたり
いろんな瞬間をたくさん味わいながら
食はずっと続いていきます。
最後に・・・
特定非営利活動法人よしかわ子育てネットワーク
代表理事 中島 眞由美 さん
私をこのステージに引っ張り上げてくれた大切な友人。
彼女との出会いがあったから、「おうちごはん」を伝える今のワタシがいる。感謝✨✨
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